目次
第二種電気工事士 技能試験No.2 複線図の書き方
複線図の書き方
- 各機器を配置&PL(パイロットランプ)を探す
- PL:同時点滅なら照明あつかい(白線)
- PL:常時点灯ならコンセントあつかい(黒線)
- 電源Nから白線を引く
- 照明
- コンセント
- 他負荷
- 電源Lから黒線を引く
- スイッチ
- コンセント
- 他負荷
- スイッチから照明まで使っていない線色で引く(黒・白・赤)
- 施行条件で線色の指定がある場合は、必ずそれに従う
- 一種では良くあること注意!
- 施行条件に従わないと一発アウト!!
- 施行条件で線色の指定がある場合は、必ずそれに従う
公表問題No.2 技能試験問題[試験時間 40分]
図に示す低圧屋内配線工事を与えられた全ての材料(予備品を除く)を使用し
<施行条件>に従って完成させなさい。
なお
- ー・ー・ー で示した部分は施工を省略する。
- VVF用ジョイントボックス及びスイッチボックスは支給していないので、その取り付けは省略する。
- 電線接続箇所のテープ巻きや絶縁キャップによる絶縁処理は省略する。
- 作品は保護板(板紙)に取り付けないものとする。

/20210719/No2mon.pdf
< 施行条件 >
- 配線及び器具の配置は、図に従って行うこと。
- 確認表示灯(パイロットランプ)は、常時点灯とすること。
- 電線の色別(絶縁被覆の色)は、次によること。
- ➀電源からの接地側電線には、すべて白色を使用する。
- ➁電源からの点滅器、パイロットランプ及びコンセントまでの非接地側電線には、すべて黒色を使用する。
- ③次の器具の端子には、白色の電線を結線する。
- コンセントの接地側極端子(Wと表示)
- ランプレセプタクルの受金ねじ部の端子
- VVF用ジョイントボックス部分を経由する電線は、その部分ですべて接続箇所を設け、接続方法は次によること。
- ➀A部分は、リングスリーブによる接続とする。
- ➁B部分は、差込形コネクタによる接続とする。
- 埋込連用取付枠は、タンブラスイッチ及びパイロットランプ部分に使用すること。
<以下余白>
※余白部分に複線図を自分で書くのだが、出来れば<施行条件>下が望ましい。
施行条件に従って完成させなさい!
で、注意するポイントは2つ
- 常時点灯
- 埋込連用取付枠
No.2 複線図
1. 各機器を配置&PL(パイロットランプ)を探す

単線図から右上に〇PL(パイロットランプ)あり
(特記)確認表示灯(パイロットランプ)は、常時点灯とする。
常時点灯はコンセント扱い
器具を配置する

2.電源Nから白線を引く
- 照明
- コンセント
- 他負荷

3.電源Lから黒線を引く
- スイッチ
- コンセント
- 他負荷

4.スイッチから照明まで使っていない線色で引く(黒・白・赤)
スイッチ(イ)から照明

第二種技能試験の解答 候補No.2
編集後記
電工の試験では「複線図」が一番のキモ
- 4色フリクション(黒・青・赤・緑)
- 1本ずつ揃える人でも本番当日には何が起こるか分からないので予備として前日に近くのコンビニで4色フリクションを購入しておけば良し。
- 蛍光ペンはピンク1本は必要(特に一種では)
- 施行条件で線色の指定がある場合、蛍光ペンでマークする!
- 最後のアウトレットボックスの「リングスリーブをカシめる段階」で施行条件にピンクを塗ることで再度確認しやすくなる。
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今日はNo.3まで頑張って複線図カキ書き、ブログ掲載までいっときたいなぁ~
それでは、しばし休憩の後No.3へいくぞぉ~😎